「松」ニュース2020


『五つのシャンソン』

女声合唱とピアノのための『五つのシャンソン』(新実徳英 作曲、山本瓔子 詩)の楽譜をいただきました。「どの曲も優しく、易しいのですが、易しい曲を上手く歌うのは実は難しいこと」と作曲者。1曲目の「潮騒をきく」も、最初は爽やかに始まるのですが、途中で♪友を愛し友を傷つけ 知らぬまに 自分も傷ついて~となり、とても深いメッセージが隠されているわけで、一筋縄ではいきません。

 

 


『ひたすらな道』

女声合唱組曲『ひたすらな道』(高田三郎 作曲、高野喜久雄 作詩)の練習が始まりました。「姫」「白鳥」「弦(いと)」の三曲。作曲者によると、「相当劇的であってよい」曲だそう。指揮者の松村先生からも、「松」の声に合っているとのお言葉。狂った姫や、両足のちぎれた白鳥、ぎりぎりの力で張られた弦を思い描いているのですが、さて「劇的」に表現できるでしょうか。


第12回演奏会は中止に

コロナ感染拡大のせいで幻となってしまった第12回演奏会。

4月26日(日)を、9月30日(水)に延期して、なんとか希望をつないできましたが諦めざるをえませんでした。演奏会で披露できなかった曲を、いつか舞台で歌える日が来ることを願っています。(2020年9月)

 

 


練習再開

コロナ禍で練習会場が使用できなかった4~5月を経て、6月末からは待望の練習再開。ソーシャルディスタンス、手指の消毒、検温、30分ごとの換気を守っています。そしてマスク。団員お手製のインナーマスクブラケットや、合唱用マスク、そして最近では剣道用マスクが歌いやすいと評判。コロナ時代の合唱の在り方を模索しながら、前向きに合唱を楽しんでいます。

(2020年6月)