「松」は、「かながわ女声コーラスフェスティバル」で優秀賞をいただき、「関東大会」に推薦されましたが、残念ながら「全国大会」へ駒をすすめることができませんでした。松村先生は「大丈夫、行けるよ」なんておっしゃっていましたが・・・。

審査員の先生方から講評が送られてきましたので、掲載いたします。(原文ママです)

 

江上孝則先生
---跳躍する音程、よくとらえていましたね。
金色の実---冒頭の言葉は?
ひっそり  散って
促音のための時間を確保してください。「っ」には魅力が詰まっています。


小原 孝先生
近年は高田三郎作品をしっかり歌って下さる合唱団が少ないので、久しぶりに聴き応えのある演奏に出逢えて嬉しく思います。高野喜久雄の詩が好きなので、良かったです。2曲の音楽作りの対比もあり、各作曲家の世界観の違いも立体的に表現されていました。


粕谷 宏美先生
ドラマ性のある作品を上手な語り口と多彩な表現で見事に歌いあげていました。録音のためか、f部分や高音で少し硬質感があったのかと?雰囲気の異なる2曲目も音色を含めて素敵な演奏でした。実力ある団体ですね。

なかにし あかね先生
「姫」を女声で演奏することにおいて、混声と全く異なる語り口となり異なる物語のようにさえ聞かせることができると思いますが、皆さんの演奏はまさに女声ならではの表現が生かされて美しい絵巻物のような世界へ連れて行って下さいました! 2曲目で一人称に戻ってくるような、明確に別の世界へと移って下さる音色、語り口の変化も本当にす
ばらしいです!


平松 英子先生
心のこもった、やさしいハーモニーが響いていました。言葉ひとつひとつを大切にされていて、表現力のひとつとして良かったです!2曲目では特に拡がりを感じさせるフレーズが素敵でした。
これからも楽しく歌いつづけられて下さい!